2015年10月15日 北海道
突然決まった異動。
休暇消化しなければならず、突然二週間休みをもらいました。
この先違う職種で精神がすたれてしまいそうだったので、
癒しを求めて一週間北海道一人旅してみました。
こんな長期間の旅も初めてだったので、正直どうなるか不安だらけでしたがなんとかなりました笑
つたない文章ですが、備忘録として書きます。
使う乗車券は「北海道フリーきっぷ」という、東京からの往復と北海道特急乗り放題五日間がついて三万円。
往復は運賃のみ有効ですが、東京新青森片道運賃が一万円なので、なかなかお得です。
まずは、はやぶさで新青森へ。新青森から青森へ移動しました。
△青森駅
はまなすで北海道に入ります。
はまなすには鉄道ファンもそうですが、旅行客、ビジネスマンの姿も多数みられます。
新幹線開通後はどうなるんでしょうかね。フェリーでも発着点は限られるし・・・。
そして今回は奮発してB寝台にしてみました。
10月16日 はまなす車内
このごちゃごちゃ間がたまらない。
リキュールやらビールやら流し込んで睡眠剤代わりにさせますが、なかなか寝付けない。
昔から寝台ではなかなか寝れず、スーパー銭湯の雑魚寝なんかも寝れないんですよね。
でもフェリーはぐっすり眠れるんですが・・・。
201レ 青森22:18⇒札幌6:07
翌朝。札幌に定時に着きました。
眠気MAXのなか、訳ひとつきぶりの北海道です笑
そのまま然別行に乗り換えます。札幌からキハ150です。
通勤客でかなり混雑してました。
1930D 札幌6:13⇒蘭島7:26
△3925Dニセコライナー 蘭島
蘭島駅で下車。キハ201を非電化区間で撮ってみたかったんです。
本当は沿線に出たかったんですが、時間もなく光線もあまりよくなさそうだったので駅で我慢。
ですがステンレス車体とミスマッチの風景でなかなか○
ステンレス車体が朝日に輝きます。
田舎の駅に不釣り合いな3ドア、しかも車内はかなり混雑していました。
△1927D 蘭島
乗ってきた列車が然別から折り返してきました。
このままこの日は函館本線完乗するため、長万部まで抜ける予定でしたが、あまりにも天気がよかったので途中下車。
2932D 蘭島8:26⇒倶知安9:20
車内には平日でも観光客は結構いました。
そういえば、NHK朝ドラで余市が舞台になってたりしてましたっけ。外国人の姿もありました。
この旅では何度も外国人とすれ違いました。北海道大人気ですね。
倶知安でレンタサイクルを探すもなかなか見つからず。
借りた後もまさかのママチャリ変速なしで山登りはめちゃくちゃ辛かった・・・。
△2933D 倶知安~小沢
車内からの羊蹄山がきれいだったので入れてみたかったんですが・・・。
残念ながら逆光でした。でもとってもいい天気です。
倶知安までチャリで戻り、そこからひたすら移動です。
1935D 倶知安12:23⇒小樽13:30
3932M 小樽13:34⇒札幌14:06
35D Sおおぞら札幌14:20⇒釧路18:43
札幌からは満員のスーパーおおぞら。
前回の反省で、自由席に乗りました。結果ガラガラ。隣には誰も来ず。指定は満席でした・・・。
途中石勝線の紅葉状況を下見。後日来るのでね・・・。
相変わらずスーパーおおぞらは乗ってても楽しいですね。
釧路着後、車を借り、繁華街にて釧路ラーメンなるものを食べてホテルでマルヨ。
2015年10月17日 釧路
今日は昔から一度でいいから行ってみたかった花咲線へ。
ホテルのカーテンを開けると雲一つない快晴!!
昨日に引き続き天候が◎
さっそく花咲線へ。まずは湿原バックに撮れる厚岸~糸魚沢へ。
崖から撮影すると聞いていたので、覚悟はしていたのですが、なかなかハードでした・・・。
鉄用(?)にところどころ鉄板みたいなのが埋め込んであり、そこにしがみつけますが、ほぼ土・草。しかも草つかむといてえ笑
手も血だらけ、しかも国道から丸見えで通報されんじゃねえかと思いながら登ってみると・・・。
△そこには絶景が広がっていました。
しかし、お目当てのアングルは気が邪魔になっており、反対側も逆光・・・。
さらに裏手は森林になっていますが、季節は10月・・・。
そうです、彼です。
冬眠前の最後の食料を確保しようとする黒いあいつが出てくる季節です。
今回の旅行はおもにヒグマの恐怖との闘いでした・・・。
そそくさと退散。一路、日本の東の最果てを目指します。
厚床駅へ。
△5628D 厚床
有名な「ベンチ」。
さらに東へ。
釧路から根室は地図で見ても大して距離ないと思ってましたがかなり遠いですね。
そして一度行ってみたかった場所、落石~別当賀間へ。
△5629D 落石~別当賀
断崖絶壁を単行列車が行きます。
線路に近づいたところで撮りたかったんですが、道が相当険しいことは事前に調べてたんですが、場所が分からない・・・。
するとイカを干してたおばあさんが親切に道を教えてくれました。
こんなところに来るのは写真撮る人くらいだからすぐわかったらしいです。笑
そして道なき草原を歩くこと1キロ。
そこに広がっていたのは・・・。
△3630D 落石~別当賀
どこまでも続く地平線。青い海。そして果てしなく広い青空。
見渡す限りの無の世界にたくさんの色があふれ、聞こえるのはカモメの声と風の音と波の音。
そして単行列車がトコトコ走っていく音。
素晴らしいロケーションの場所です。
△5632D
日本の東の最果てを行きます。
落部のみなさんありがとうございました。
今度は夕方や冬にトライしてみたいですね(死亡宣言です)
朝行った崖に再トライしました。
△5635D 厚岸~糸魚沢
釧路湿原の中を単行列車が行きます。
とにかくヒグマが怖い。崖下の獲物には襲ってこいないとは言うものの、怖いよ!笑
崖を急いで下りました結果、湿地帯に落ちる。足がはまる。ばたついて体ごと叩きつけられる・・・。
結果泥だらけ血だらけ。近くの野鳥センターにお世話になりました・・・。
この後は音別の丘でエロ光を求めていくも・・・。
△4010D スーパーおおぞら10号 音別~尺別
時間切れでした。
しかし沈みゆく太陽を見ながらの国道38号はすごく気持ちよかったです。
この後、釧路にレンタカーを返却し、一気に移動していきます。
△5639D 釧路駅
前照灯つけてくれないのね・・・。
道東にきたらやっぱり豚丼だよねえ。
特急まで釧路駅をうろちょろした後、一気に旭川まで移動します。
4012D Sおおぞら釧路19:02⇒札幌23:00
3045M Sカムイ 札幌23:05⇒旭川0:30
深夜リレーで旭川へ。
こんな深夜遅くまで特急が走ってるとは、さすが特急街道だけあります。
終の上りおおぞらは悲しくなってしまう乗車率・・・。
しかし札幌からの最終カムイはなかなかの乗車率。
窓際は完全に埋まってました。金曜だったからなあ。
旭川到着後は金曜日の夜ということで地方とは思えない活気っぷりに圧倒されながらホテルへ。
しかし、ここで失態・・・。
ホテルが予約されてませんでした。
この北海道旅行は基本的にプランも何も考えずに行動しており、車内でホテルを予約するという感じでやってたので
トラブルは起きるとは思ってましたが、まさかこんな深夜に途方にくれるとは・・・。
しかも金曜夜。どこもかしこもホテルはいっぱい。
1時間歩いた挙句、結局駅前のJRインが空いてたのでそこに泊まることに。
素泊まり一泊1万2000円也。ひえええーーー
深夜2時なので風呂も入る気にならず、そのまま寝ました。
10月18日 旭川
前日の天気予報から天気が悪いとは聞いていたので、天気よければ富良野、悪ければ寝てりゃいいやくらいに考えてました。
いやー、長期旅行の醍醐味。行き当たりばったり。
起きてみるとやっぱり天気は悪かったので大浴場でのんびりしたり部屋から旭川駅を眺めたりと
高いホテルを満喫してやりましたよ!!笑
51D S宗谷 旭川9:15⇒稚内12:53
いよいよ最北の地へ行きます。
ちょっと前まではこんな殺風景じゃなかったと思ったんですが、なんか一面一線のシンプルな駅になってました・・・。
町中最北という字に溢れてます笑
一体どれが本当なのかはよくわかりません。
とりあえず、バスで少し南に行ったところで撮り鉄もしときます。
△62Dサロベツ 南稚内~抜海
△4332D 南稚内~抜海
微妙。
やっぱり公共交通機関の移動だけだと宗谷本線は撮れませんね。笑
天気も微妙なのでさっさとバスで稚内へとんぼ返り。
稚内駅のこじゃれた喫茶店。腹が減ってたので
ホットドックがめちゃくちゃ美味かった。
稚内駅周辺も歩いてみますが、風が吹き荒れてたのでさっさと駅へ。
天気が悪かったので完全に観光みたいな感じで消化試合した一日でした。
でも雨が降らなかったのはよかったかな。
このあとは一気に南下します。乗り放題切符だからこそのこの不効率な経路笑
54D S宗谷 稚内16:49⇒札幌21:55
202レはまなす 札幌22:00⇒苫小牧23:03
途中エゾシカと衝突して10分ほど遅れましたが、はまなすには接続してくれました。
最後の惜別乗車です。寝過ごしたら大変です。。。笑
苫小牧着後はそのままホテルに直行して寝ました。
今回はちゃんと取れてました。笑
10月19日 苫小牧
前日トラブルがあったものの、順調に行程が進んでおります。
朝起きてカーテンをあけるとそこには・・・。
苫小牧駅、快晴!!!
フェリーもよく使うので苫小牧は最近割とよく使わせてもらってるんですが、駅前が相変わらず寂しい・・・。
S北斗 苫小牧7:25⇒東室蘭8:00
車内は大混雑。室蘭に向かうサラリーマンであふれかえってました。もちろん着席できず。
室蘭からはレンタカーで移動。
道央道を走り、鉄も私も大変お世話になってる国道5号線を南下します。
やってきたのは有名な大沼です。
△5004D 北斗4号 大沼~仁山
青空の下、小沼、駒ケ岳をバックに北斗が行きます。
紅葉は若干終わってるかなー。でもいいロケーションなのでよしとします。
ここでは若干不愉快なことがありました。。。
すでに十数人が集結してましたので、挨拶をして間に三脚を置かせてもらいました。
両サイドの人や周りの方はいい方ばかりで、ちょっと談笑してたんですが、
隣の結構奥のほうにおっさん連中がいたんですが(失礼笑
挨拶は返さないわにらみつけられるわで、まあそんな頭の固いジジイはどこの撮影地でもいるんで気にしてなかったんですが
「たいてい追っかけしてくるのは若い連中」
「若い連中は追っかけも猛スピードで追っかける」
などなど、まあ俺は列車の二時間前からすでに到着しているうえ、
特に猛スピードでも追っかけてないので気にしてなかったんですが、私がフィルターつけたとたん
ここでフィルターつけるのはどうたらこうたら
ろくな写真撮らないくせに場所埋めてどうたらこうたら
とさすがにムカついてきました。
一言言ってやろうかと思いましたが、北海道にまで来てそんなことでトラブルになりたくなかったのでスルーしてましたが・・・・
△4833D 大沼~仁山
白い車体、飛んでしまいました。
んー。年齢でひとくくりに全部文句言われるとさすがに腹立ちますね。
△列番不明 カシオペアクルーズ 大沼~仁山
早切りしてしまいました。かなりすっ飛ばすんですね。
この場所でカシオペア+DD51の昼間の力走を見るのは最初で最後になってしまいます。
江差線へ追っかけます。
あんな追っかけに対してさんざん言ってたおっさんも追っかけてます。笑
△ 列番不明 渡島当別~釜谷
五稜郭で機関車を付け替えるので時間はたっぷり余裕がありました。
日中の79+カシオペアは大変貴重ですね。
ちなみにここでは知り合いの方とばったり出くわしました。
職場関係の方だったので、内緒にとお願いしておきました・・・。笑
さらにちなみに、その知り合いの方はさっきのおっさんとも知り合いだったらしく笑
一緒に話そうと、知り合いと私とおっさんで話そうとしてたんですが、ずいぶん居心地悪そうに
微妙な顔してました。俺の事そんなに嫌いなのかなぁ?
気まずくなった?笑
この後はそのままレンタカー返却のため室蘭へ走ります。
小沼から一緒に来てた同業の方は千歳で借りたらしく、ここまで来るなら函館で借りればよかったと嘆いていました。
室蘭の先函館まで借りる場所がないのがなかなか辛いですよね。
函館に来たらこれを食わずには帰れない。
お昼時ということで大混雑してましたが、チャイニーズチキンバーガーを補充して室蘭へ。
室蘭でレンタカー返却しました。
5011D S北斗 東室蘭17:20⇒南千歳18:11
結構学生の利用も多いんですね。
南千歳でこの日渡道してきた友人と合流。千歳でレンタカーを借り直して一気に北上します。
途中リスを轢いたり星を眺めたりといろいろありましたが、深夜2時ごろ北見の自遊空間に到着し、仮眠しました。