2023年夏 タイ・EU・エジプト(新婚旅行)
※ご注意※ 鉄道分は少なめの記事です。
この年の冬にすでに北欧方面へ新婚旅行に行ってたのですが、
どうしても南欧に行きたい妻と、どうしてもタイでスラントノーズに会いたい私の欲望を
ガッチャンコし、まとめて行ってまえ、という若気の至り旅行をしたので、せっかくなので書いてみます。

773が並ぶ光景もあとわずか。
773でバンコクへ。そこから、到着日は普通に観光しまして・・・。

△クルンテープ駅
翌日。この日はタイ国王の誕生日。SLの臨時列車が運行されました。バンコク中央駅へ。

日本製です。C56です。戦後賠償でタイに贈られたものです。

甲高い汽笛とともに、バンコクを出発。一路、古都アユタヤへ。

ちょっとわかりにくいですが、SLが2両お尻をむけて連結しています。
アユタヤには転車台がないためです。

最後尾には見覚えのある客車が・・・!

△クルンテープ駅
お隣のホームにはお目当てのキハ183が停車中。
感動の再会です。
この日の運転予定はありませんが、エンジンが掛かっていました。
そして、このあとはタクシーをチャーターしていたので、アユタヤへ追っかけ。

△アユタヤ
到着には間に合いませんでしたが、ちょうど入換作業をしていました。
タイ国旗が美しい。

△アユタヤ
ちなみに、給水車が同行しています。
複線区間でSLと並走したりと、かなりアクロバティックなことをしています。


△アユタヤ
後ろに連結するかな?と思いましたが、連結器を合わせただけで連結せず。笑
さすがに線路内で撮影する勇気は持てませんでした。

新婚旅行なのに鉄道ばっかり。笑
でも妻は楽しんでたのでいいでしょう。

その後は普通にアユタヤ観光しました。
ビルマ(現在のミャンマー)により破壊された寺院がみれます。
翌日
この日はついにキハ183乗車の日です。
キハ183は定期列車では運行しておらず、ツアー臨時列車として運転しています。
そのため、ツアーに参加する必要があり、
今回は日帰りツアーに参加しました。
基本的に土日運転で、週替わりでツアー内容、運転区間も変わるので運次第です。
予約はかなり大変でした。。。
(タイ国鉄のHPがとても重い)

早朝にクルンテープ駅に集合。ツアーの受付をします。
日本を意識してか、桜の飾りがありました。



乗車するとそこはもう日本でした。
いたるところに当時のものがあります。
感動したのは、ドアステッカーを現地で再現して貼り付けていたところ。
元日本車ということを全面に出すために、あえて日本語表記を残しているそうです。

ツアー列車は橋梁上に停車。笑
線路に降りて記念撮影会がはじまります。


とはいえ、横の線路は普通に貨物列車が通過していきます。
ちょっと怖かった。笑
このあとはココナッツ農場に行ったり、農業大学に見学に行ったり、なんか実験したり・・・。
ですが全てタイ語なのでなんだかよくわかりません。笑
でも現地の方は英語で必死に伝えてくれて、とても親切でした。
タイ語がわからない私たちでも全然楽しめました。
このツアーに参加しているのはタイ人でもお金に余裕がありそうな人が多かったですね。


ホースで補給。
そして夜のクルンテープ駅で解散。
かなり充実した一日でした。疲れた。
そして何より、スラントキハ183に乗車できて最高でした。
翌日
この日も日帰りツアーがありますが、参加せず、沿線で撮影してみます。

スラムが広がるパヤタイ駅周辺。
バンコクの隣の駅です。
後ろはBTSや空港鉄道が走っている都会なのですが、ここだけ取り残されてる感じです。
ごみが散乱した線路を走るスラントも新鮮!
(ちなみに、後日この近辺で撮影された写真がタイでバズり(炎上方向)
線路の清掃が行われていました。

すぐ上を空港鉄道が走ります。
妻も撮り鉄に付き合わせました。笑
この日はタイ最終日。
有名なメークロンの線路市場に向かいます。
実は数年前に一度来たことがあるのですが、今度は列車に乗ってみたいと思います。
メークロンの鉄道乗車ツアーに参加すると、途中駅からの乗車になるのですが、
座れないどころかぎゅうぎゅうの満員電車になります。
なので始発駅から乗るのが正解なのですが、始発駅に行く交通手段はほとんどありません。
(渡し船に乗らないと行けなく、難易度が高い)
そのため、今回もチャータータクシーでメークロン線の始発駅、バーレーン駅に向かい、
タクシーをメークロンに回送させ、メークロン線に乗車しました。
結果的に大正解でした。

メークロン線始発駅、バーレーン駅。
本当に何もない駅ですが、ここで全ての座席が埋まりました。
途中駅からは大混雑。

無事、乗車した状態で市場を通過できました。


こちら、数年前に行った時の写真。
かなり迫力があります。
バンコクにとんぼ帰り。
少し時間をつぶして、キハ183復路を撮影します。

マッカサン駅。
東南アジアらしい写真を撮れました。
このまま空港に向かい、帰国・・・
はせず、笑
そのままヨーロッパ方面に向かいました。


ドーハ、ミラノ経由でベネチア。
新婚旅行にはとってもおすすめ。



その後は、マドリード、ロンドン
そっからエジプト、またイタリアに戻ってローマ周辺を観光しました。
なんじゃその行程!
マイルって素晴らしいのよ。
鉄道全く関係ないので内容は割愛します。笑
最後に、こんな滅茶苦茶な旅行に付き合ってくれて奥さんありがとう。笑